「家づくりノート」とは?後悔しない家づくりの為に。

家づくりノートとは?

家づくりノートとは、これから家を建てる為にスケジュールや思いつくアイデア

又イメージしている事を自由に書き込んでいくノートです。

理想の暮らしを思い描きながらイメージすることで、後悔しない家づくりの方法の一つとして

このノートが役に立ちます。

家づくりノートの作り方5ステップ

ステップ1  < 家づくりノートの準備>

まずは、書き込む為のノートを準備しておきます。文房具店や自分の用途に合わせて安く済ませたい方

は100円ショップでも購入が可能です。

ノートの選び方は後の記事に詳しく書いていきます。

ステップ2 <情報収集>

情報サイトやアプリを使って、情報収集をします。今は、簡単にネットなどで検索をすると

自分が調べたい事がすぐに出てくる便利な時代ですので

ひたすら情報を集め、気になったものはブックマークやスクリーンショットなどをしておきます。

たくさん見る事で、その次のアイデアに繋げられる事にもなります。

雑誌で気になったものは、印刷をし、切り抜いても平気なものは切り抜いてノートに貼っていきます。

ステップ3 <理想の住まいを箇条書きで書きだす>

予算・プランに関係なく箇条書きで理想の間取りと暮らしや家族構成と自分を含めて

家族みんながやりたい事を箇条書きで良いので書きだしていきます。

今現在だけではなく、将来的にはこういう事もやってみたいというのも書いていきます。

ステップ4 <1日のスケジュール行動・物の量を把握する>

家族それぞれの朝から夜寝るまでの1日のタイムスケジュールや行動を書きだします。

家族各々の荷物の量(衣服、雑貨、おもちゃ、学習道具、趣味用品)何がどれくらいあり、

どこで使うもなのか、自分の書いている間取り図に書き込んでいきます。

続いて皆で使う物(家具、家電、寝具、日用品、キッチン用品)の量も書き込んでいきます。

収納にも関係してくるところですので、大切です。

ステップ5 <ステップ2~4踏まえて間取りを修正しながら書く>

ステップ4を踏まえた上で、部屋の数や大きさトイレの個数やお風呂の位置、具体的な広さで

何帖くらいが欲しいというのも書き出します。

見比べていくと分かるのですが、翌日には又違うアイデアが浮かんでくることもあり

ここは、自分が設計士さんになったつもりでどんどん書いていきましょう。

家づくりノートの選び方・スマホの活用・注意点・工夫

ノートの選び方

ノート選びも家づくりノート作成において大切なのでどんなノートが良いのか順にご紹介させていただきます。

まず間取りを書くのに便利なのが、方眼用紙タイプのノートです。用紙に1cm×1cm軸線がマスの様

薄く書かれているので、部屋の間取りや建物の構図、配置図を書くのに適しています。

設計士さんと打ち合わせで話しをする際にも綺麗に書かれている方が、見やすく自分で後で見返しても

これなんだっけ?状態になるのを防げます。

持ち歩けるサイズのノートを選ぶ

持ち運びにも最適なコンパクトサイズのノートは、トートバッグにも入るサイズです。

それに、近年ではスマホ一つで支払いが出来ることで、外出中のカバンも小さくなってきています。

アイデアは突然に浮かぶものです。外出先で、アッ!思いついたという時にメモを取るのに気軽に

持ち運べるサイズのノートは非常に便利です。

ノート以外にもスマホも活用

家を実際に建てた方のブログやインスタを時間があれば、どんどんチェックしていきましょう。

いつでもどこでも見られるスマホで気になった事は、ブックマークやメモ機能、スクリーンショットで

取っておきます。

情報は常にアップデートする気持ちで!

「家づくりノート」作成の3っの注意点

<注意点①  とにかく自由に書きだす事>

(こちらは我が家の事例を参考にご説明いたします。)

資金や予算は先に書かないでおきましょう。資金の事が頭に残り、せっかく家族が思うアイデアが

浮かばなくなります。

金額はおおまかに考えてまず、理想としていることを書きだしていきます。

最終的には、土地購入の時の不動産屋さん、銀行さんとの話し合いで現実的なお金の話しなってくると

自分達が思い描く理想と現実的な金額でいらないものは、省いていく方法をしました。

これは必要ないと思う事と絶対に外せない条件が明確になってきました。

<注意点② デメリットも書きだす>

今、住んでいる家でのデメリットも必ず書きだしてみましょう。こんな部分がどういう風に困っている

ここは必要ないし、使ってないよな・・・新たに追加するのではなく、無くしても良い必要ないことを

書くことで、予算削減にもつながります。

日々暮らしている中でストレス感じている所を書きだすことで、

新しく住む家での暮らしが快適になります。

<注意点③ 家族間での話し合いが大切>

これだけは、外せない項目に優先順位をつけてみましょう。あれもこれもでは、やはり予算が

膨れ上がります。

全て実現が出来るのであれば、又別ですが・・・「これは譲れない」項目を家族間でしっかりと

話し合い、やっぱりこうしておけば良かったと防ぎましょう。

「家づくりノート」作成に当たっての3っの工夫

<工夫①>

おすすめは、方眼用紙とサイズB5ノートで作りましょう。貼り付け用ののりは、ベタベタしにくいテープのりがおすすめです。

<工夫②>

後から見返した時に分かるようなノートのレイアウトの工夫。

設計士さんとの打ち合わせで、スムーズに説明が出来るような書き方をしておくと良いでしょう。

<工夫③>

デジタル作業が得意な方はPCやタブレット端末を使って、よりリアルな間取り図や構図

建物のイメージ図が描けます。(私にはできませんが(( ;∀;)

便利な機能がたくさんそろっている「Good Notes」というアプリで色付けしたり写真を加工したり

トリミングもできます。


おすすめの家づくりノート3選

無印良品の植林木ペーパー裏うつりしにくいノート5冊組 

価格帯もリーズナブルで、シンプルで使いやすいものです。(B5・6mm幅と7mm幅があります)

カラーペン使用しても裏に写りにくく5冊組で販売中ですので、家の間取り用と外構などと用途に分けて

使えます。                          ・5冊セットで399円(税込み)

2024年度版 高橋書店デスクダイアリーB5サイズ

手帳の高橋という有名なメーカーのノートになります。書店屋さんでも手に入りますしネットでも

購入が可能です。

こちらはスケジュールも書き込む事が出来るので、工事日程やご自身のスケジュールなども

確認しながら打ち合わせをすすめる事が出来るものになります。

                             ・4月始まり 2090円(税込み)

コクヨ「ノートの様に使えるバインダー」B5(2×2リング)

ルーズリーフ使用で、用紙を追加したり必要に応じて取り外しもできます。

書き込む量なんて、予測がつかないです。

でもこちらのバインダーならそんな心配はご無用です。最大収容枚数は40枚なので

たっぷりと書き込む事が出来ます。カラーも5色展開と豊富ですのでお好きな色で

家づくりノートを書いてみてはいかがでしょうか。

                            5色展開 638円(税込み)

家づくりノートを使うメリット

家族間での思っていることのズレを防げる

文字に書くことで、家族が考えている思いや抱えている不満も明確になりコミュニケーションも

深まります。

話し合いをする中で、こう思ってたんだね!と相手の気持ちにも寄り添うことができ、

思い違いやズレを防ぐことができます。

HMとの打ち合わせもスムーズにいく

土地が決まると、いよいよ打ち合わせが始まります。その際にHMさんや設計士さんと打ち合わせする際

この家づくりノートを持っていくのを忘れないでください。

今まで書いてきたものを打ち合わせ時に見せることで、自分がこうしたいというのを伝えるのに、

とても便利でスムーズに情報共有が出来ます。

口頭で伝えて「こうじゃない・・・・」という場面も回避できます。

アンテナを張っていられる

アイデアを探すことで常にもっとアイデアがあるのではないか?敏感でいられるので、

今まで知らなった事を知れたり知識も増え、自分の身につくまで、まさにプライスレスな財産です。

そして、家が完成した後に、この「家づくりノート」は思い出として残すことが出来、それはまさに

思い出として振り返ることが出来るノートにもなります。

最後に

この記事がこれからお家を建てられるあなたへ少しでもお役に立てれば幸いです。

人生に1度の大イベントでもある家づくりぜひ楽しんで下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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